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  VOL.06  〜川畑さおり(カワバタ サオリ)さん〜

島んちゅ紹介第六回は、島唄を始めた小学校3年生の時から数々の賞を総なめにしてきた実力派唄者、川畑さおりさんです。 全国各地のイベントに忙しく飛び回る現在でも、喜界島を拠点に島の心を歌い続けています。

Q.それではまず始めに奄美の島唄・三味線を始めたきっかけを教えてください。

A.小学校3年生の時、母とでかけた喜界町産業祭の舞台発表で安田民謡教室生の演奏中、ふと周りをみると年配の方々が涙を流して聞いているのを見ました。 「島唄」というものがこれ程人を感動させられるんだという事を知り、自分でも歌ってみたいと思うようになりました。あと、今は亡き、嘉鈍集落の祖父が島一番の唄者・三味線弾きだったという話を聞いていたのも大きかったのかもしれません。



Q.それ以前から歌を歌うのは好きだったのでしょうか?

A.大好きでした。学校で習った歌は必ず帰り道に口ずさんで帰っていました。

Q.奄美民謡は歌い方も独特な物がありますが難しくなかったですか?

A.わりとすんなり出来たと思います。


Q.高校卒業後、大学進学のため島を離れ、そして大学卒業後も数年間は就職して島外で生活されていたようですが、その後、また喜界島に戻った理由を聞かせてください。

A.大学卒業後、鹿児島で幼稚園の先生として3年間務めました。 その時ももちろん島唄を続けていたのですが、何か違うと感じていました。 歌う時の心の持ち方というか・・・ そこでもう一度島に帰って一から島唄を勉強し直したいと思いました。

Q.島にいてこそ島唄は生きるという事でしょうか?

A.そうです。島に住み島の雰囲気の中で生活する事で初めて島の心を唄で表現できるような気がします。 喜界に帰って活動再開した途端、周りからの評価も含め、民謡大賞受賞や全国大会出場などと全てが良い方向に進んできました。 今後、何かのきっかけで島外に住む事があっても、島には年に何度も帰ってくると思います。

Q.島外のイベントにも多く出演されているようですが、島唄へ対する現地の人達の反応は?

A.島唄を知らない人でも、楽しい曲ですとノリノリで手を叩いて下さったりします。でもしんみりと裏声をつかって歌う曲の時は不思議な表情をして聞かれる方が多い気がします。 また会場に来てくれるのは島唄を知っている方(奄美出身者等)が多く、涙を流しながら聞いて下さったりします。

Q.やはり島唄をやっていて良かったと思える瞬間はそういう時なのでしょうか?

A.そうです。それ(感動してくれる)は私にとって島唄を始めるきっかけでもありましたし、今でも一番の原動力に なっています。

Q.他にも島唄をやってて良かったと思える事はありますか?

A.もともと島が大好きですし、普段からもっと島の事を知りたいと思っています。 島唄を歌う事で島の人に喜んでもらえる、という事はその人達(特にお年寄りの方)に近づけるという事でもあるんです。 そしたら喜界島の昔の話も沢山聞かせていただけるし、もっともっと島の事を知る事ができます。 もちろん島を深く知る事で自分の島唄のレベルアップにもつながっています。プラス素晴らしい出会いがたくさんあります。



Q.やっぱり島唄を歌うには島を"知る"という事が大事?

とても大事な事です。 例えばムチャカナ節だとその物語やゆかりの地を知らないと本物のムチャカナ節は歌えないと思うんです。 島唄は奄美(大島)の唄が多いので大島に行くときは必ず自分が歌う島唄ゆかりの地へ足を運ぶようにしています。 そしてその土地から感じ取る物をその唄に込めて歌うように心がけています。

Q.影響を受けたアーティストはいますか?

A.それはやっぱり安田宝英先生です。

Q.島唄以外のジャンルへ挑戦し、東京や大阪での音楽活動で自分を試してみたいと考えた事は?

A.う〜ん、あまり「よーし東京にいってこうなってやる!」みたいな事は考えた事はないです。 それよりも島で島唄を通して喜界島を伝えていきたいという気持ちのほうが強いです。 ただ、島唄を土台にして若い人達にも受け入れられるような新しい音楽にも挑戦したいとは思っています。


Q.それはデビューCD「永遠の碧」のような音楽と考えてよろしいでしょうか?

そうです。

Q.その「永遠の碧」についてですが、この歌の魅力として島唄独特の"声"の使い方はもちろん、全体的に見ても非常に完成度が高い曲だと感じました。

A.ですよねー!自分でも大好きな曲です。 この「永遠の碧」という曲は東京スカパラダイスオーケストラの「大森はじめ」さんに作って頂いた曲で、 「喜界島」をテーマにした曲です。私自信、強く喜界島を意識して歌っていますし、聞いてくださる方々も 奄美ではない徳之島でもない"喜界島らしいのんびり感"がとてもよく出ていると言って下さいます。

Q.また2曲目の「風の谷のナウシカ」については島唄独特の裏声がより曲に神秘的な印象を持たせている感じがしました。

A.この「風の谷のナウシカ」も喜界島がイメージされているんです。もちろん3曲目の「ムチャカナ節」もそうで、 このCDから「喜界島」を感じていただけると嬉しいです。

Q.今後の目標を聞かせてください。

A.ちょうど今年の4月から中央公民館での勤務になり、今まで以上に島の皆さんと接する機会が多くなり、 また島の歴史を勉強するのにも非常にいい環境にあります。 この環境を生かしてもっともっと喜界島の歴史を学び自分の唄に生かせるように、 感情豊かに歌えるようにしていきたいと思っています。そして、さらに日本中に世界中に唄をお届けできたらいいですね。

Q.島の好きなところ、嫌いなところ、好きな場所等ありましたら教えてください。

A.好きな所はこのゆったりした空気ですね。とても自分に合ってると思います。 あとはやっぱり海が好きですね。よく一人で海に行っては唄を歌っています。


Q.具体的にどこの海でしょう?

A.ひみつです!多分、「なんでこんな所にいるの?」っていう所で歌っています。 あとはムチャカナ公園も好きでよく行って歌います。


Q.島の将来を担う子どもたち、若者へ一言。

A.島に生まれ育った事を誇りに思って生きていって欲しいです。


Q.島唄を歌う後輩達へ一言。

A.島の心をいつまでも歌い続けていって下さい。


Q.好きなタイプは?

A.B'zの稲葉さんです。


Q.彼氏は?

A.稲葉さん似の彼氏を・・・(笑)♪


川畑さおり プロフィール
・昭和58年 5月5日生まれ(鹿児島県喜界島出身)
・平成4年:安田民謡教室で奄美島唄と三味線を始める
・平成19年:民謡民舞奄美連合大会 総合優勝
・平成20年:鹿児島県民謡王座決定戦 優勝
・平成21年:奄美シマ唄日本一大会 グランプリ
       第30回 奄美民謡大賞 大賞
       民謡民舞奄美連合大会 総合優勝
・平成22年:全九州民謡民舞の祭典 総合優勝
       民謡民舞全国大会 優秀賞
・平成23年:
 日本民謡ヤングフェスティバル全国大会 優秀賞
・平成4年〜18年:その他数多くの賞を受賞

・ブログ:  ☆さおりんと喜界島、今☆

『永遠の碧(あお)』 3.10 on sale
1. 永遠の碧 / 2. 風の谷のナウシカ / 3. むちゃ加那節


喜界にしかない唄声
海と奏で 空に放つ...
美しいメロディと果てないリズムが
優しい 碧に溶けていく

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