台風対策として先人は屋敷の周囲にサンゴの石垣をめぐらせ防潮や防風をしていました。昔は人馬が通れるだけの道路を確保して家々を囲っていた石垣も、自動車普及に伴い道路拡張工事によって現在主流のブロック塀へと変わりつつあるなか阿伝集落では、先人の知恵が積み重なっている昔ながらの石垣を多く目にすることができます。人と自然の関わりを示す文化や集落の景観が評価され、平成29年3月7日(火)には嘉鈍集落と共に国立公園に指定されました。


基本情報
住所 | 鹿児島県大島郡喜界町阿伝 |
アクセス | 空港から車で20分 |
駐車場 | 4台 |
トイレ | あり |