平成29年3月7日(火)に喜界島を含む奄美群島が国立公園に指定されました。
喜界島では「トンビ崎海岸」「志戸桶海岸」「荒木海岸周辺」「百之台」「阿伝集落・嘉鈍集落」が指定されました。
このページでは喜界島の国立公園指定エリアと特徴を一挙大公開!
■喜界島国立公園の特徴
喜界島を含む奄美群島が国立公園に指定されたのは34番目。従来指定されてきた国立公園が景勝地などの景観を重視してきたのに対し、喜界島・奄美群島の国立公園は自然と人が共生してきた歩みを示す「環境文化型」になります。
■百之台国立公園
隆起珊瑚礁段丘で形成された斜面は、アコウ、ガジュマル、ハマイヌビワ、タブノキなどの森林となっています。展望台からは段丘斜面、平地の耕作地、防風林に囲まれた集落及び隆起珊瑚礁海岸を一望出来、島の地形形成や営みも見ることが出来ます。
※関連リンク:百之台国立公園 テーバルバンタ
■荒木海岸
隆起珊瑚礁の海岸上や周辺には海岸の自然植生が残されており、他の島では見ることができない喜界島特有の海岸景観となっています。
※関連リンク:荒木中里遊歩道
■阿伝集落、嘉鈍集落
喜界島の人々は防風・防潮のために海岸のサンゴを石垣として積み上げてきました。道路拡張等で島内の石垣が減少していく中でも阿伝集落などでは石垣や集落の景観を守り続けてきました。
※関連リンク:阿伝集落
■トンビ崎海岸、志戸桶海岸
隆起珊瑚礁の荒涼とした岩場の海岸景観と自然植生が特徴的です。
※関連リンク:ハワイビーチ
■喜界島の国立公園はこう楽しもう!
のんびり、ゆったり「シマあるき」
指定区域となった阿伝集落の他にも指定区域近くの荒木集落、小野津集落、志戸桶集落も案内します。
のんびり、ゆったり、昔話を聞きながら地元ガイドさんとめぐってみませんか?(前日まで要予約)
※関連リンク:よんよ~りのシマあるきガイド
レンタカーでコンパクトに!
周囲約48kmの喜界島にはショートカット道路が多数あり、とてもコンパクトに巡ることが出来ます。飛行機を使えば、奄美大島からの日帰り便で全部のエリアを巡ることも可能です。